人生の終わりに寄り添う

うっかり風邪をひいて、熱で寝込んでいました。2日間。

 

(熱が出る、とはこんな感じ)

 

 

私が熱出すなんて、年に1,2回。

昔から「バカは風邪ひかない」なんて言われてきたけど、

まあ、ほんとにバカなのかもしれないけどw

 

 

なんで風邪ひかないのか、わかるよ。

 

 

自分はひかないと信じてるから 笑。

 

世の中そんなもんだ。

やれると強く思えばできるし、

できないかも…ってモジモジしてるとやられちゃう。

 

 

 

今週はオンラインも含め、毎日スクールの予定だったのを、

短縮してもらったり…

延期してもらったり…

大変ご迷惑をおかけしました!

 

変更していただいた方々、

ありがとうございます♡

 

オンライン講座は基本マンツーマンなので、

生徒さんや私の都合でなにかと融通が効きます◉

隙間時間の1時間でする、とかね。

早朝でも深夜でも、いくらでも対応できますよ。

 

(ZOOMでしてます。スマホでもできるよ。)

 

 

スッピンだろうが

部屋が汚かろうが

宅配が来ようが

関係ない!!

…というのも、オンラインのメリット♡

 

 

これからも、ジャンジャンやっていきますよー♪

最終講座はリアルで会いましょうね♡

 

 


 

さて。

「人生の終わりに寄り添う」

…なんだか重いタイトルですが、

 

 

ずっと、書こうかどうか迷ってたことがあります。

 

 

自分の人生、アロマ歴の中でも

大きな出来事で、

将来への指針となる出来事でもあり…。

 

 

 

初めて、

人様の一生の終わりに

アロマセラピーで

関わることができました。

 

 

少し前からお手伝いさせていただいている、

ホームホスピス 

(…とは何か?は、こちらへどうぞ ↓  ↓)

https://www.homehospice-jp.org/

 

さんから、

「ターミナルの方のアロマトリートメントに来て欲しい」

というご依頼があり、伺った日がありました。

 

 

ターミナルケアとは、

死を目前にした方のQOL(生活の質)を

向上させるために行うケアのことで、

イギリスではホスピスを始め

緩和ケア病棟などで取り入れられています。

そのケアの1つに「アロマセラピー」があります。

 

 

私にとって、ターミナルケアは初めての経験でしたので、

教科書を取り出してきて復習し、

少し緊張しながら伺ったのを覚えてます。

 

 

 

患者様(S様)のご家族の方や看護師さんに病状など伺い、

あえて余命などは伺わず、始めました。

 

 

少し前までは社交ダンスをされていて、

華やかな衣装やお花が好きだった…

と聞き、

ローズゼラニウムとオレンジをブレンド。

 

 

香るように少しほっぺにも塗布し、

寝たきりで動かせない部位と、腕と足裏を

なでるようにマッサージ。

 

ご本人は苦しそうに眠っている中で、

ご家族、看護師さん、私の3人でS様に話かけながら、和やかな時間が流れていました。

帰りがけに、アロマストーンを枕元に吊るしました。

 

 

 

 

S様逝去のお知らせを聞いたのは、

翌日午前中でした。

 

 

 

 

 

あまりにも早い死に私も驚いて、

自分の行為を責めてしまったのも事実です。

 

 

…が、ご家族や看護師さんは

感謝の言葉をくださいました。

 

「部屋のアロマのいい香りの中、静かに息を引き取りましたよ。」

 

「アロママッサージしてくれて綺麗な肌色のまま逝きました。ありがとうございました。」

 

 

…実はあの日が山場だったそうです。

 

 

 

葬儀にも少しだけ顔を出させていただきましたが、

素敵なドレスを着てパンプスを履いて、

お花に囲まれていました。

 

 

ご家族の許可を得て、記させていただきました。


 

「本当に必要な人に本物のアロマセラピーを」

を、モットーに活動している私にとって、

まさに一生忘れられない日。

 

 

医療者でもない

いちセラピストである私が、

今まで自分が信じてやってきたことで

人様の終わりに関わることができるなんて。

 

 

 

そして、これをきっかけに、

ご家族の方とも個人的に繋がらせていただくこともできました。

 

全くの他人だった自分が…。

人生の中で、通り過ぎてゆく人はごまんといますが、

人様の重要な場面で、

たったの1時間を共有しただけで…。

 

アロマというツールが、

大切な人と繋いでくれたような気がしました。

 

 

アロマセラピーが、

ただの「いい香り」だけでなく、

もっと人間の一部に、

人生のポイントに、

深く意味を成すことを

知ってもらいたい。

 

 

そんな気持ちで記しました。

 

私の両親は、どうやって最期を迎えるのだろうか。

私は…?旦那ちゃんは…?

 

 

今も、そんな場面に直面している方がいるのかもしれない。

最期に何かできないだろうか。

そんな時、選択肢の一つに

アロマ緩和ケア

があるといいな、と思います。

 

 

 

訪問アロマトリートメント。

密かに始めています。

ご自身の手によるケアも推奨します。

お問い合わせください。

 

 

長文失礼しました。