アロマトリートメントと私〜雇われ店長徳島編〜

おはようございます。

 

先週、髪を切りまして

 

 

子供達から「ブルゾンちえみ」と呼ばれ、

ショックを隠しきれない山田輝乃です。

 

 

 

「いい?精油は細胞の隅々まで行きわたるの。

人間の細胞っていくつか知ってる?

…… 37兆個!」

 

 


 

さてさて、まだまだ続く

自伝的ブログ。

 

…あ、もういいって?

 

 

今回でとりあえず自伝は終わるんで( ◠‿◠ )

 

 

 

東京から、結婚して徳島へ来て、

しばらくはノンビリしてました。

のんびりと、独立準備。

(ちなみに実家は静岡だけど、いつもあちこち住んでたから、港のようなものなの。)

 

 

 

東京でスパに身を置いたことで、

「アロマセラピーと、もう一度ちゃんと向き合おうかな…」

って思い直すことができて、

 

精油難民のはじまりでもありました。

 

昔は母校である「ロバートティスランド」の精油を当たり前に使っていたんだけど、しばらくアロマをあまり家で使わなくなって、今更ながら、

 

精油メーカーがべらぼうに多数あることに気づきました!

…今もだけどさ。

 

 

世界中に精油メーカーが数千社もあるって、おかしいよね。

そんなにたくさん農場と蒸留所があるの?

 

…複数の会社の大元は、同じ会社だと思うのよ。OEMしてる。某日本の有名精油メーカーのように 爆。

 

 

…て感じで、情報収集は一人前にしていたけど、

肝心なのはお客さんになってくれそうな人がいるのか。

親類も友達も、だれも知ってる人のいないここ徳島で、1人で叫んでいても仕方がない。

 

 

ということで、ちょうど求人のあった

「リラクセーションサロン」に転職することに。

リラクセーション。仕方ない。これも妥協

 

晴れてパートセラピストとして採用。

そして…

 

突然、出勤した翌日から

「あなたマネージャー(責任者)できる?」

 

この一言から、

3年間の「ある意味」学びが始まります。。。

 

 

 

お店は全面リニューアルの運びとなり、

 

メニュー決めも値段設定も、

新しいセラピスト採用も、

セラピスト教育も、

施術テクニックも、

 

全て私が担当して作り上げました。

 

 

…常識では考えられないことです。

無茶振りの会社も、

セラピスト歴5年にしてこれに挑戦する図太さも 笑。

今更ながら。

でも他では絶対に経験できない、貴重なお仕事を任せていただき、感謝しかありません。

 

 

ただ、

今まで自分が常識だと思っていた概念や、

会社で教育されてきたことが、

環境によってこうも違うものかと、

痛感した3年間でした。

 

 

セラピストとしての心構えや立ち振る舞い、

言葉遣いやお客様との距離感…

 

「伝える事の難しさ」を経験したことで、

「受け入れて、柔軟に対応する力」は身についたかな…?

 

まだかな…?まだ悩むこと多々あるし。

 

 

 

また、

「お客様が求めているもの」

もだんだん見えてきます。

 

「この時間は、気持ち良くなりたい。癒されたい。」

 

これを目的に来る方が大半でした。

 

 

それは、徳島でも東京のスパでも同じことでした。

 

 

「あー気持ち良かった!また疲れたら来ます❤︎」

 

こう言ってくださるお客様たちの言葉に、

だんだんと喜びを感じられなくなっている自分がいました。

 

 

自分が担当した方には、

健康への意識づけやホームケアの提案など積極的にしていきましたが、なかなか全員にはそうもいかない。

「何か売られるんじゃないか。」って思われる方もいるし、アドバイスを求めてない方もいらっしゃった。

お客様は神様でセラピストはなんでも言うことを聞いてくれると思ってる方もいたし、セラピストの中にもそんなスタンスの子が多かった…。

 

 

 

 

私の中では

スパやリラクセーションサロンやエステと、アロマセラピーとの違いが明確でしたが、

 

ほとんどのお客様や、

ましてやセラピスト達までも、

一緒くたに考えていました。

 

お客様もセラピストも受け身。

そこのサロンのマニュアルに従った、完全なサービス業。

 

 

「アロマで癒されたいからリラクセーションサロンに行きたい。」byお客様

 

「お客様の好きな香りで癒してあげたい。」byセラピスト

 

 

 

この現実が、数年間かけてジワジワと自分の中で蝕んできて、

モチベーションも減退していってしまいました。

 

(アロマはリラクセーションでもありますよ。ただ、そこで思考終了してしまったら、その先にあるアロマセラピーの良さが全く活かされない。)

 

 

 

 

そこで逆に、

 

「本当のアロマセラピーを、もっと1人1人に伝えなきゃ、この現状は変わらない!」

 

って奮起したわけですよね。

で、今に至ります。

 

 

講座やワークショップメインのお仕事を意識するようになり、個人事業主として独立することになります。

 

 

ちょうど二度の出産を経て、 体力的にも長時間トリートメントがしんどくなっていたのもあり、

そこで「施術をすること」を一旦閉じました。

 

 

 

 

次回

「私がアロマセラピーマッサージに復活する理由」

に続く❤︎