間髪入れずに昨日の続きを…書こうと思ったのに、子供看病中で、バタバタしていました。。。
さて。
2つの新しいチャレンジ!その2。
「入院患者さんへの緩和ケアを定期的にする!」
つまり、
☆本格的なクリニカルアロマデビュー☆
なのです。
場所はこちら。
いつも待合室で「アロマ相談」をさせていただいている、おかがわ内科さん。
こちらには入院病棟もあり、主にお年寄りで自立困難な方がいます。
病気や症状の重さは人それぞれで、快方に向かっている方もいれば、寝たきりの方も…。
先日、様子を見がてら、病室に入ってみました。
私自身が咳がひどかったので、感染を防ぐだめ、お1人だけ対応してその日は早めに切り上げました。
Tさん、90歳。
認知症。
脳梗塞の後遺症で歩行困難。
看護師さんから優先的に指定されたのがこの方でした。聞いてみると、
昨晩寝ていない。
気分がハイで元気すぎる(お昼過ぎ)。
お部屋に行ってみると、他の患者さんはお昼寝中なのに、Tさんだけベッドの上で落ち着きのない様子。
今回は単純に、
3種類の「鎮静作用の強い精油」
から好きな香りを選んでもらい、
手→腕を優しくマッサージしました。
手のひらをたくさん揉んであげると、「気持ちいい〜」と喜んでいたので(声が出にくいのと言葉が聞き取りにくいのですが、これだけははっきりキャッチできました。)
それと、Tさんはとても香りを気に入っていたので、
お顔周りにもオイルを塗布し、枕のタオルにも1滴垂らしておきました。
…さて、その後はちゃんと寝てくれたかな?
13年前にロンドンでアロマテラピーの学校に通っていた時に、
「先輩から卒業後の活躍と現場の様子を聞きにいく。」
という宿題があって、ロンドン在住のある日本人セラピストさんを訪れたことがありました。
その方は
ガン患者さんのホスピスで1年緩和ケアをしていた(そのホスピスはアロマテラピーによるケアをスタンダードに取り入れていました。)のですが、
数日前まで担当していた患者さんがある日突然亡くなる、という現実に、精神的にしんどくなってしまい、止めてしまった。
という言葉が、当時まだ20代半ばだった私にはあまりにショックで(人の死と向き合うアロマテラピーがあるということに)、
「私には絶対ムリ!」と思っていました。
おかがわ内科はホスピスではない。
けど…
それに直面することも今後あるかもしれない。
歳のせいか、
友人から、親御さんの体調管理や病気のケアをアロマでどうやってするの?と聞かれることが増えてきました。
まだまだ自分は若いと思っていたけど、そろそろ自分の学んだ原点に戻るタイミングが来ているのかもしれません。
…と大真面目に締めくくったところで、
子供も回復に向かって良かった♪
ということで、
しばらく旅に出ます♥
ブログネタ、たくさん見つけてきま〜す☆