講座を続けてきた成果が…

おはようございます。
山田輝乃です♪

ネタがたまりにたまってるので、ペース上げてます!!

 

昨日のブログでも少し触れましたが、

 

新しいチャレンジをします!

「福祉×アロマ」

障がい者施設へのアロマテラピー導入サポートを始めます。

 

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そう。私の立ち位置は「サポート。」

 

今回伝えたいことは、「障がい者施設にもアロマが活躍するんだよー!」っていうことよりも、

施設で働くスタッフがメインで主導するんだよ!ということです。

 

導入する施設はこちら。

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この絵、すごく好きです。木にたくさんの笑顔がなってる。

 

知的障害者の生活支援(通所・入所共に)を主に、グループホームや乳児園も併設されている、総合的な福祉施設です。

 

キーパーソンはこちら。久保さん♪

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いつもニコニコ、優しいお姉さんです♪

 

彼女は約1年間、私が穴吹で定期的にしていた「アロマワークショップ」や、講師を呼んで開いていた徳島市内での「介護・福祉アロマ講座」にも通ってくれていました。

 

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その中で、数ヶ月前、

「園長にアロマ導入の企画書通してみたいんやけど…」

って相談があり、

久保さんと私と共同で企画書を作成し、無事今に至る、というわけです☆

 


 

 

…私、企画書が通ったって聞いた時、「久保ちゃん、なんて”できる社員”なんだ!!」って、正直、革命だと思ったんです。

 

1年間、介護や福祉にもアロマを…って叫び続けていた私が矛盾した発言ですが、

医療・介護・福祉の分野でアロマセラピーが受け入れられるのは、一般的に難しい。という現状があります。

 

 

アロマセラピーは単なるリラクセーションや美容やファッション。そう思っている方はまだまだ多い。

正直アロマセラピストって軽視されてるなぁと思った経験は多々あります。

 

 

私の所属するアロマ協会IFPAにもアロマセラピストをそういった施設に派遣する機関がありますが、

 

セラピスト派遣サービスソレイユ

 

受け入れてくださったとしても、対価としてはほぼボランティアに近かったり…といった現状もあるようです。

 

 

 

ちなみに昨日のブログで書いたイギリスのロイヤルフリーホスピタルには、バックに財団があり、そこから運営資金が出ているようです。

 

…お国柄でしょうか。

 

確かに慈善活動というのは、背景にあるキリスト教精神の影響をかなり受けていますので、国の文化の違いで捉えられても仕方ないかもしれません。(やば。長くなるのでこの話はまた今度。)

 


 

 

…話戻って。

じゃ、そのハードルがいかにスムーズに超えられたのか。

博愛ヴィレッジ理事長(園長)にお会いして、納得しました。

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…ダンディズムの極み !!素敵ですよね。

ヴィジュアルは、障がい者施設に関係ないかと思うでしょう?

あるんですよ。

 

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。障がいを持つ人が感じること全てが情緒に関係する。

それは「障がい」が、脳の特定部分の損傷によるところが大きいからです。

 

昔は遺伝によるもの、発達障がいだって母親の育て方のせいだ、とされてきたのが、ここ2,30年くらいで「脳」が論じられるようになったそう。

 

園長は、利用者さんの支援と、スタッフの意識付けを、そこの可能性にかけようとしていました。

こちらの施設ではアロマセラピーの他に、音楽療法も取り入れる予定だそうですよ。

 

あと園長は、

1人1人に合った心のケアが必要。

「療法」はボランティアではない。

とも明言してくださいました。

 

園長の、柔軟で先進的な考え方が今回のアロマ導入に大きく反映している。

それとスタッフである久保さんの優秀な社員としての信頼度も手伝って、うまく進んだんだと思います。

 

お話したミーティングルームには、利用者さんの描いた絵が飾られていました。

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今後1年間、博愛ヴィレッジで働くスタッフさんに対してアロマセラピー研修を行いながら、試験的に導入していきます。

 

何度も言いますが、

 

中で実際に利用者さんに携わるスタッフさんがアロマセラピーを理解して、「主体的に」使っていくこと。

 

これがポイント。

 

セラピストだけがアロマセラピーをするんじゃないんです。

私はただのアドバイザー。障がいによっては禁忌もありますし、有効な使い方なども含めお伝えしていきます。

 

「私にもアロマで何かできるかな…?」

「今の仕事に取り入れられるのかな…?」

そんな風に感じてもらえたら嬉しいです。

そこにどうアロマが有効活用できるか、ご提案します。

 

博愛ヴィレッジでの活動は、また追い追い報告していきますね。

 

※福祉の分野に関しては私もまだ勉強中ですので、文章に見苦しい不適切な表現がありましたら申し訳ありません。その際はメールなどで教えてください。

xxxynstrnxxx@gmail.com