おはようございます。山田輝乃です♪
「按摩 × アロマセラピー」。
しかも按摩師さんは、視界障がいを持つ方々。
彼女たちは、私に初めての経験と視点を与えてくれました☆
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先日、
「プライベートビギナーズアロマ講座」をさせていただきました。
以前、イベントで出会った女の子が
「按摩マッサージ指圧師」の方。
「マッサージの仕事でアロマを使えないかな?」
との相談を受けまして、どういうアプローチが良いのか考えてみました♥
セラピストとして施術を頻繁にしていた時に良くお客様に質問されたことがあります。
「①マッサージと②アロマトリートメントとどう違うの?」
①マッサージは、マッサージの国家資格を持つ人がする施術です。摩ったり叩いたり揉んだりすることで筋肉をほぐしていきます。
②アロマトリートメントは、資格を持たなくてもできる行為で、症状に応じたアロマ(精油)と植物油を肌に塗布しながら、筋肉を揉みほぐしていきます。
…良く考えたら、こわくないですか??②のアロマトリートメント。
筋肉や骨格の知識がなくても(もっと言えばアロマの知識すらなくても)、誰でもできちゃうので、
「劣悪ななんちゃってアロマトリートメント」
もあれば、
知識・技術・接遇・気遣いの行き届いた
「極上のおもてなしと香りを伴った本格的アロマトリートメント」もある。
という現状は否めません…。
誰を選ぶかは、あなた次第 笑!
(すなわち、無資格者が「マッサージ」をしてはいけないんですね。だから「トリートメント」と名前が変わる。外国ではマッサージ。アロマトリートメントは通じません!)
按摩師さんがアロマトリートメントをしたら、「アロママッサージ」で良いのかな?やって欲しいなあ〜♪
…なんて考えたりもしましたが、やめた。(アロマセラピストの仕事なくなっちゃうしね〜笑)
今の技術を活かしつつ、按摩マッサージの施術に足りない部分をアロマ…主に「香りの効果」で補ってもらうことにしました♥
香りと脳(感情)と筋肉。実はかなり密接に絡んでくるんです。
…ってことで、まずはアロマセラピーを知ってもらうことから。
…ここで、ちょっとした壁にぶつかりました。
①なんの精油か見えない。
②ビーカーのメモリが見えにくい。
③精油を容器に入れることが難しい。(容器の口が小さい場合)
3人とも、公共交通機関に乗ることは可能。1人である程度は歩ける。ってことで私が過信してたのもありますが、1人は視界の中心が見えにくい、1人は色が見にくい、1人は右目が見えにくい…など、
同じ視覚障がい者でも、見え方が全然違う。
①と②に関しては、物に加工すればなんとかわかる。
そして③に関しても、使用目的が限られているのでオイルを限定して工夫すれば大丈夫、としました♪それは、私の取扱う精油メーカーだからこそできることです。
按摩マッサージを受けている時に、マッサージ師さんの手から機能的なアロマがフワッとしてきたら…
実現することを祈ってます☆
物理的に視覚が良くても、何も見えてない、見ようともしない人もいる。
物理的に視覚が悪くても、違う世界を見ようとする人もいる。
私自身も彼女たちのおかげで、アロマの使い方を違う視点から見ることができました。
ありがとう。